Sunday, March 6, 2011

My life as Atopy 2 Medical Record


断食明けて間もないのに調子に乗って、
スタバでソイカプチーノ飲んだら胃散が上がってきた。囧rz
これが気をつけなくちゃいけないことだったんだよな。
わかっていたのに、ついムードと久々の外出に浮かれちゃったんだな。
相変わらず修行が足りないなあ。

ま、もう飲んじゃったんだから、
胃袋さんにがんばって受け入れてもらうしかない。

これは塗り薬と同じ。
脱ステロイド真っ最中、リンパ液が流れてきたときに何を塗っていいかわからず、
とりあえず非ステロイドのワセリン系軟膏を塗って、明らかに悪化した。
おかしいな?と、疑心暗鬼だったのにもかかわらず、
ほかに塗るものがなくて、何塗っていいかわからず、とりあえず塗ってみて
効果をみて対策を考えようと、脱ステに苦しみながらも人体実験の日々。
漢方医さんとツイッターで同じ脱ステロイド経験をしたことがある方からの
メッセージとアドバイスで、今まで非ステロイドだから大丈夫!と、
処方され続け半信半疑ながらも他に代わるものを
見つける時間も手間もお金もなかったので、保険が効いて処方されるままに
使い続けてきたワセリン系軟膏とも決別した。脱ステ&脱ワセリン

アトピー肌には保湿は常套句。
確かに普通の乾燥肌の人よりさらに乾燥していて、
鱗粉が舞い飛ぶけれど、それでもこんなベトベトしたものを
一生塗り続けなくてはならないなんて、理屈では正しいのかも知れないけど、
実際塗ってる人にとって(これは私の個人的な感覚かも知れないが)
あれは一時的にはありだけど、傷のない肌には毛穴をふさがれる感じがするし、
油分で無駄なニキビができるし、決して心地よいものではない。
今ではサンスクリーン効果や、より精製されてなめらかになってるものもあるが、
結局は植物性由来のものが配合されていても石油化学製品なんじゃないか思う。
成分由来を詳しくしらべたことはないが…

そうだ!保険の利く医者の処方の薬には薬効と副作用の説明はあっても、
成分の説明はないんじゃないか?それもおかしいよな?
化学薬品だから、素人に説明しても仕方ないのかも知れないのか??

しかし、ステロイド軟膏だけでなく非ステロイドの軟膏にまで落とし穴があったとは⁈

ふりかえれば、これらのワセリン系軟膏もステロイドを
薄めて混合軟膏を作るための溶剤のようなものなんだと気づいた。
ここ10 年ぐらい信頼してきた近所の皮膚科クリニック(突然閉院した)の女医さんが
何種類かの軟膏を私の症状に合わせて混合して処方されてた混合軟膏を
よく効く非ステロイド軟膏だなと信じて、使ってきた。
で、あるとき、処方の際に貰うお薬手帳用の説明シールを見て、
そこに弱いステロイド軟膏がブレンドされてたのを知った。
どうりで、効くわけだ。
ただ、この混合軟膏は私の肌にあっていたのか?
その女医さんは近所でも評判の患者の話をゆっくりと聞いて
その患者の性格と体質にあった治療と処方をするので、きっと
私の性格を見抜いて、私が最近のアトピー治療のトレンドは「ステロイドも使いようなのだ」ということを理解していたから、何も言わずにその時の最善の処置として、
微弱ステロイド混合軟膏を作ってくれていたのだろう。
たしかにその混合軟膏は1日~2日塗ればよくなった。
医者は保湿のために塗り続けろとはいうが、
私は基本ズボラなのと面倒くさがりなのと薬が好きじゃないので、
塗ってよくなれば、すぐに止めて自分のお気に入りな自然派スキンケアなどに
すぐに切り替えてしまって、塗り続けなかったのがよかったのか?
ステロイド依存にもならなかったし、表立った副作用は見られなかった。
内臓はどうだか知らんけど。

これはたまたまだったのか?肌の本能がそうさせたのか?
そのズボラで面倒くさがりな適当さが役立つこともある。

にしても、そのワセリン系軟膏は長く使っていた。
おそらく物心つくまえから使っていたんじゃないかと思う。
もう記憶も遠いが、私が生まれた病院の皮膚科には生後2ヶ月から
私のアトピーのカルテがある。10代の時に初めてアトピー入院したとき
主治医にくっついてくる担当医が、調べて驚いていた。

最近は混合軟膏は各薬の効果が患部意外に悪影響を及ぼしてしまうので、
あまり混合軟膏は処方しないというトレンドもあるんだそう。
その私が生まれた総合病院の東大出の名医?と呼ばれる皮膚科医はそう言っていた。
近所のクリニックで処方されたものと同じ配合で作ってほしかったのだが、
あっさり断られた。医者にもプライドがあるんだなぁ、他の医者と同じものを
出すわけにはいかないんだな〜と思ったが、そこで出されたのが山ほどの
リンデロンVG軟膏チューブ!これじゃ、処方でも治療でもなくて薬屋じゃないか!?
しかも20年前となんら変わってないじゃん!?
医者は簡単だよね、ステロイドそのまま処方すればいいんだからさ。

そして、非ステロイド軟膏。私には日に2度塗るステロイド軟膏のつなぎに
肌が乾燥して痒くならない保湿のために、そのワセリン系非ステロイド軟膏も
山のように処方されたことがある。

非ステロイドだから強い副作用もなく万人向きというようなイメージだった
ワセリン系軟膏、私もはじめは安心して全身に使っていたが…どうも心地悪い(以下前出)
ステロイドあってこそ、その溶媒剤としてのチカラを発揮するものであって、
説明にこそ傷や炎症に効くようなことが書かれているが、
実際アトピー肌の人が使用すれば、バリア機能が低下している肌に
油分で蓋をしてしまうだけで浸透はしないし、熱をもったり、塗りこむ際の摩擦で、
皮膚がこすれよけいに痒くなってしまうなんてことは、アトピーの人なら
一度は経験があると思うが、良心的な医者ならそのぐらいの説明はあるが、
注意書きや使用上の注意はひとつも書かれてない、もちろん薬剤師からも
そんなひと言はない。ネットのお薬辞典など調べても、合わない場合は使用を中止、
医師の〜どこにでもある注意書き程度なのだ。

臨床しない、話を聞かない医者がいかに多いことか?
もちろんそうじゃない医者もいるが、なかなか巡り会えないということは
やはりそういうことなんだろう。薬効をいちばん感じているのは、
医者ではなくて患者なのに!患者の声を聞けば
薬の良し悪しだけでなく、アトピー治療の研究にもなるだろうに。

続く

写真は断食明けの朝の雲ひとつない青空。

No comments:

Post a Comment